THE NORTH FACEの「シャトルデイパック」と「シャトルデイパックスリム」。
見た目はよく似ているのに、使い勝手には意外と差があります。
私も購入前にかなり迷いましたが、最終的には「スリム」を選びました。
この記事では、両者を比較しながら、選ぶときのポイントをお伝えします。
スペック比較表でざっくり把握!
| 比較ポイント | シャトルデイパック NM82329 | シャトルデイパックスリム NM82330 |
|---|---|---|
| 容量 | 約24L | 約15L |
| 気室 | 4気室 (メイン×2+セカンド×2) | 3気室 (メイン+セカンド×2) |
| サイズ | 高さ46cm x 幅29cm x 奥行き18cm | 高さ45cm x 幅27 cm x 奥行き13cm |
| 重さ | 980g | 770g |
| 見た目の印象 | ややボリューム感あり | スマート・すっきり |
実際にスリムに入れているもの一覧
私が普段スリムに詰めているアイテムはこんな感じです。
作業道具はしっかり入りつつ、見た目はスマートなまま。
- 私が使っているのは「NM81603」という少し前の型番モデルです。最新モデル(NM82330)とは一部仕様やポケットの配置などが異なる可能性がありますので、購入の際は公式情報をご確認ください。
メイン収納に入れているもの
16インチノートPC
- 公式では「15インチまで対応」とされています。私の16インチPCも入りましたが、メーカーとしては推奨されていないため、あくまで自己責任で使用しています。
A4クリップボード+コピー用紙数枚


セカンド収納上部に入れているもの
ペンケース
ワイヤレスマウス
マウスパッド
イヤホン(ワイヤレス)
イヤホン(有線)


セカンド収納下部に入れているもの
PC用バッテリー(大容量モバイルバッテリー)
充電器(ACアダプター)
ケーブル類
レインカバー(急な雨対策)


写真を見て気づいた方もいるかもしれませんが、実はガジェットポーチを使っていません。
前面のファスナーポケットや内部の仕切りが優秀で、マウスや充電器、イヤホンなどもバッグの中で自然と“定位置”に収まってくれるんです。
だからこそ、必要なときにさっと取り出せて、作業中のストレスもゼロ。
「ポーチでまとめるほどじゃないけど、ぐちゃぐちゃにはしたくない」派にはすごく相性がいいと思います。
すぐに取り出したいものはショルダーバッグへ
シャトルデイパックスリムはスリムなぶん、私物を一緒に入れるには少しキツい。
そこで私は、スマホ・財布・ハンカチ・リップ・水筒など、すぐに取り出したいものはショルダーバッグに分けて持ち歩いています。
この“2個持ちスタイル”がとても快適で、
スマホやお財布を出すときに、いちいちリュックを下ろさなくていいのが大きなメリット。
レジや改札、トイレの前など、「ちょっと出したい」場面でサッと取り出せて本当にラクです。
デイパックのほうが合うのはこんな人
もちろん、スリムが万能というわけではありません。
シャトルデイパックは容量の大きさが最大の強み。
以下のような方には、シャトルデイパックのほうが断然おすすめです。
- 荷物が多めで、1泊出張やジム道具も一緒に持ち歩きたい
- ノートPC・書類・お弁当・タンブラーなど、全部1つのバッグにまとめたい
- 1日で複数の予定をこなすことが多く、バッグの中身を頻繁に出し入れする
- バッグをいくつも分けたくない or 忘れ物が気になるタイプ
ポケットや収納スペースが多いため、「全部まとめて、整然と持ちたい人」には理想的な構造。
多少重くなっても1つにまとめたい派なら、デイパックの安心感はかなり頼もしい存在になります。
大事なのは「働き方との相性」
私は「シャトルデイパックスリムを選んでよかった」と思っています。
それは、“今の自分の働き方や荷物量”にちょうどフィットしていたから。
たとえば──
- ノートPCを持ち歩く日は多いけれど、着替えや撮影機材までは不要
- 作業場所はカフェやコワーキングスペースが中心で、移動は電車や徒歩
- できるだけ軽く、すっきりとしたスタイルで動きたい
- ガジェットと私物を分けて持ちたいから「2個持ち」が苦じゃない
…そんな私にとって、スリムはまさにベストな相棒でした。
バッグって、自分の働き方や日常のテンポに合うかどうかがいちばん大事だと感じています。
迷っている方は、見た目やスペックだけでなく
「自分はどんなふうに1日を動いているか?」
という視点から選んでみると、後悔のない相棒に出会えるはずです。
