やりがいを見失ったときに思い出したい「働く」という言葉

やりがいを見失ったときに思い出したい「働く」という言葉
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最初はやりがいがあったのに…

「毎日仕事に行くのがつらい」「お金のためだけに働いている気がする」
そんなふうに感じる時期、ありませんか?

私自身もそうでした。
最初は「学びたい」「成長したい」「人の役に立ちたい」
——そんな思いで仕事をしていたのに、気づけば「やらなければ」と義務感に追われて働いていて
いつの間にか楽しさや意味を感じられなくなっていました。

「働く」の語源は「傍を楽にする」

そんなときに出会ったのが、「働く」という言葉の語源です。

働く=傍(はた)を楽にする

つまり、周りの人を楽にするために動くこと。

この意味を知ったとき、少し肩の力が抜けました。
「お金のため」と思っていた作業も、見方を変えれば、誰かを楽にしている。
「働く」という言葉には、人や社会とのつながりが含まれているんだと気づいたのです。

「仕事をする」と「働く」は違う

仕事をする
報酬がある業務や職務に取り組むこと。

働く
人や社会のために力を使うこと(報酬の有無は問わない)。

たとえば——

  • 会社で資料を作るのも「仕事」だけれど、同時に「働く」
  • 同僚をサポートするのも「働く」
  • 家族のために夕飯を用意するのも「働く」

「仕事」は「働く」という大きな枠の中の一部なんです。

「働く」を広く捉えると、気持ちが変わる

「今日も仕事で疲れた…」としか思えなかった日でも、
「今日はこんな“働き”をした」と言い直すと、少し見え方が変わります。

  • 同僚に資料を共有して助けた
  • 顧客の困りごとを解決した
  • 家族のために帰り道で夕飯を買った

それは全部、「傍を楽にする=働く」こと。
お金だけで縛られていた仕事にも、小さな意味や価値が見えてきます。

あなたの「働く」は、必ず誰かを楽にしている

もし今、仕事に疲れているなら思い出してください。
あなたが今日した「働き」は、必ず誰かを楽にしています。

それは給料明細に載らなくても、確かに存在する価値です。

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