「やりたいこと」って、つい後回しになってしまう
フリーランスで仕事をしていると、毎日やるべきことに追われて、「やりたいこと」はつい後回しにしがちです。
私も、ずっと「いつか行きたいな」と思いながら、なかなか実現できていなかったことがありました。
それが——久石譲さんのスタジオジブリフィルムコンサート。

「今じゃなくてもいい」って思ってたけど…
そういえば何年か前にも「行ってみたいな」と思って調べたことがあったけれど、
そのときはコンサート自体が開催されていなくて諦めたんです。
あれからずっと「いつか行きたい」と思っていたのに、気づけば数年経っていました。
「やりたいこと」って、日々の「やらなきゃいけないこと」の後ろに並べてしまいがちですよね。
私も今回、コンサートの前日まで仕事や家の用事をバタバタ片付けながら、どこかでこんなふうに思っていました。
「今じゃなくてもいいんじゃないかな……」
「もっとやるべきことを片付けてからにすればよかったかも」
でも、実際に行ってみたら——
やっぱり、行ってよかった!
久石譲さんのジブリ音楽は、小さい頃から自然と私の中に染み込んでいて。
スクリーンを通して何度も聴いてきたはずなのに、
生演奏で聴いた瞬間に、細胞が共鳴するような感覚がありました。
映画では映像に目がいきがちだけど、
あの独特の「ジブリらしさ」は、やっぱり音楽が引き出していたんだなと改めて実感。
久石譲さんご本人も、ピアノを弾いたり、指揮をしたり、
ステージの上を本当に楽しそうに動き回っていて、見ているこちらまで嬉しくなりました。
「やりたい」と思ったときが、タイミング
今回の体験を通して、改めて感じたのはこれ。
「やりたい」と思ったら、そのときやってみるのがいちばんいい。
やらなきゃいけないことが山積みでも、
「いつか」と言って後回しにしていたら、その“いつか”がずっと来ないこともある。
だからこそ、心が動いた瞬間に、その気持ちをちゃんと受け止めてあげたい。
(ちなみに最近、「やりたいことを100個書き出してみる」というリストづくりもやってみました。
このあたりの話は、また別の記事で書こうと思います)
おわりに:フリーランスの「余白」は、自分でつくるもの
ひとり仕事をしていると、どうしても「やること」を優先しがちで、
「感じること」や「楽しむこと」が後回しになりやすいですよね。
でも、そんな毎日だからこそ、
心がふっと動いた瞬間をスルーしないで、大切にできたら——
その余白が、きっと仕事にも、自分自身にも、
じんわりと良い影響を与えてくれるような気がします。

